ハクセキレイの飛翔

[130] 【Happy birding23】Motacilla alba


 2023/jan/06

足柄上郡

ハクセキレイ

Motacilla alba

スズメ目 Passeriformes

セキレイ科 Motacillidae

セキレイ属  Motacilla

[1]

 

[2] 翼上面

 

初列風切  = 9枚 [前へ進む] ため

次列風切 = 6枚 [浮かぶ] ため

三列風切 = 3枚

 [翼と胴体をつなぎ、

飛行中の空気の乱れを防ぐ] ため

小翼羽 = 3枚 [写真9-10]

尾羽 = 12枚

 

[3] 

 翼を持ち上げるときには縦になって

空気を逃し。。。

 

[4] 

。。。下ろす時は横になった空気を

押し返し前へ進む。

  

↑ [5] 着地 

 着地直前に翼の迎え角むかえかく

 大きくして体を立て。。。

 

 [6]  

。。。バランスを取るために

 思い切って尾羽を上げる。

 

 [7]   

着地時には、首を曲げて体を立て、

翼と尾羽をブレーキとして作用させる。

 

尾羽 = [方向を転換したり、

ブレーキをかけたり、

バランスを取るため

  

[8] 着地

 

[9]   

小翼羽 しょうよくう は鳥類の翼に存在する

人間で言うと親指に相当する部位。

鳥の飛翔や着地時にこ部位を

前に突き出す

低速で飛行する時の失速を防ぎ 

乱気流を抑えるための大事な羽である。

 

小翼羽 は 元は初列風切と対等の

性格のものだったが、

現在は退化して短小数枚 (3枚) の

羽毛に過ぎない。

 

[10] 

小翼羽 しょうよくう の動き

 

[11] 

次の着地へ向かう

 

[12] 

打ち上げで、

羽間の大きな隙間ができる。

翼は後ろに打ち上げるが、

空気は羽の隙間をほぼ

素通りするので翼に働く力は小さい。

 

[13]

尾羽を広げるのは低速飛行時の

揚力追加と飛行の安定性のため。

 

[14]