敬天愛鳥22nov後半

[127] 【Happy birding22】11月後半


2022/nov/26

足柄上郡

ハイタカ

 Accipiter nisus

♂32cm / ♀39cm 

タカ目 Accipitriformes

タカ科  Accipitridae

ハイタカ属  Accipiter

 

関東地方のタカの渡りは

サシバが9月の末、

ノスリは10月の末に終焉を迎える。

しかし、11月に入ると

大陸から渡ってくるハイタカ

渡りがピークを迎える。

国内の山地から移動してくるものも混じる。

ハイタカ?オオタカ?

 

「ハイタカ」の♀だと

思われる個体。

 

ハイタカの特徴

尾の付け根は厚くない

ー オオタカよりも頸が短く頭が大きい

ー P5 (初列風切) の突出

(オオタカでは幼鳥でなければ突出しない)

ー 足指 はオオタカより細い

  

久しぶりに猛禽類を観察できて

血が騒ぎました❗️

 


初列風切 しょれつかざきり の表記

内側より外側へ順に

P1,P2,P3...と

記号がつきます。

【P】 Primaires [第一]

頭文字から。

 


 侵入者のハイタカ (32〜39cm)

縄張りの外に

追い出すハシボソガラス (50cm) 。

並ぶと、大きさがよく分かる。。。

 


2022/nov/27

足柄上郡

コガモ

 Anas crecca

カモ目 Anseriformes

カモ科  Anatidae

マガモ属  Anas

すっかり繁殖羽になっているコガモ

 

↑ 美しい羽の手入れのお時間

 

羽繕はづくろいの時

翼鏡 よくきょうを見せてくれるコガモ♂

  


↑ 翼鏡 よくきょう

 

カモの次列風切じれつかざきりにある

青や緑の光沢色の部分。

光を反射して美しい!  


  逆立ちの採餌をするコガモ ♂

 

 「フィールドガイド日本の野鳥」を

調べると (pg43)

コガモの足と嘴は「黒」になっている。

しかし、この個体の足の色は

どう見ても「黄色」  

 逆立ちの採餌をするコガモ

 逆立ちの採餌をするコガモ



 コガモ ♂

 

 コガモ ♀

 

コガモを観察していると、

「黒」の足色のコガモに

出会ったことがない。

水に濡れても黒く見えることもない。

灰色+黄色か、

灰色+緑といった

 ところだろうか。。。

 


2022/nov/27

足柄上郡

カルガモ

 Anas zonorhyncha

カモ目 Anseriformes

カモ科  Anatidae

マガモ属  Anas

↑ 嘴の上についているのは

ダニ ? ヒル ?

どっちでしょうか。。。

 


2022/nov/27

足柄上郡

アオサギ

 Ardea cinerea

ペリカン目 Pelecaniformes

サギ科  Ardeidae

アオサギ属  Ardea

一休みをするアオサギ。

足元の物体にご注目!

 

 アオサギが休む前に吐き出された

ペリットだろうか。

 


ペリット (pellet)

 

鳥が食べたもののうち、

消化されずに口から

吐き出されるものです。

 


2022/nov/27

足柄上郡

ダイサギ

 Ardea alba

ペリカン目 Pelecaniformes

サギ科  Ardeidae

アオサギ属  Ardea

ダイサギの若鳥の思われる個体。

 

瞬膜 しゅんまく 透明である。


2022/nov/14

足柄上郡

モズ

 Lanius bucephalus 

スズメ目 Passeriformes

モズ科  Laniidae

モズ属  Lanius

 

動画 0:56 min


水浴び

 


2022/nov/19

足柄上郡

モズの顔にくっ付いている

「ひっつき虫」

 

虫と言っても雑草の一種 

センダングサ である。

 


2022/nov/14

足柄上郡

トビ

 Milvus migrans

タカ目 Accipitriformes

タカ科   Accipitridae

トビ属  Milvus

 川に着水し、何をするかなあと

見ていたら。。。

下半身を水に付けてから

直ぐ飛び立った。

意味不明の

超スピード水浴び」だった。

 


水を飲むトビ

 


2022/nov/14

足柄上郡

シジュウカラ

 Parus minor

スズメ目 Passeriformes

シジュウカラ科   Paridae

シジュウカラ属  Parus

餌台にいつも一緒にくる

3羽のシジュウカラ。

慎重にヒマワリの種を選ぶ個体。

タネ選びの基準はなんでしょうかね。。。

 

 3羽の中の1羽のシジュウカラ。

この子の嘴にご注目!

「嘴の縁」が白っぽいです。

 


 

2022/nov/14

足柄上郡

イソヒヨドリ

 Monticola solitarius

スズメ目 Passeriformes

ヒタキ科   Muscicapidae

イソヒヨドリ属  Monticola

 イソヒヨドリ♀

いつ見ても羽模様はシック。

美しいです!!

 


 

2022/nov/19

足柄上郡

ハシボソガラス

 Corvus corone

スズメ目 Passeriformes

カラス科   Corvidae

カラス属  Corvus

秋冬に発生する「ユスリカ」

とにかく、川の近くには多い!

 

散歩中にユスリカの大群が

頭の周りを飛び回ると、

不快感が増す。

 

しかし、ハシボソガラスは

あまり気にしないようです。

 


 

2022/nov/14

若鳥と思われるハシボソガラス。

それぞれの持っている雰囲気で

左が♀、右が♂

 

尾っぽの形にご注目❗️ 

キジバトの尾っぽ(下)

形に良く似ている。

偶然だろうか。。。

我が家のキジバト♀

Mamy

我が家のキジバト♂

Papy



 

2022/nov/18

大磯

ウミウ

Phalacrocorax capillatus

カツオドリ目 Suliformes

ウ科   Phalacrocoracidae

ウ属  Phalacrocorax

 大磯のアオバトに会えなかったのですが、

久しぶりに

ウミウ」を観察することができました。

腹側が白いので、

両方とも若鳥でしょう。。。

 


 

2022/nov/19

足柄上郡

カワウ

Phalacrocorax carbo

カツオドリ目 Suliformes

ウ科   Phalacrocoracidae

ウ属  Phalacrocorax

↑ しっかりグー状態で握って

電線に止まるカワウ

 

足の構造上、止まることが

できない鳥もいます。

例えば、カモ類は

前の3本指の間には

水かきがついているため、

電線に止まらない。

(止まることができない?)

 

しかし、

カモ類と同じ形状の足で

止まりにくそうですが、

「カワウ」は電線によく

止まります。

不思議ですね!

 


足柄の電線によく止まる鳥たち

イソヒヨドリ

25.5cm

Monticola solitarius

 

キジバト

33cm

Streptopelia orientalis

 

ツグミ

24cm

Turdus naumanni

 

モズ

20cm

Lanius bucephalus

 

ハシボソガラス

50cm

Corvus corone

 

 ムクドリ

24cm

Sturnus cineraceus

 

 ヒヨドリ

27.5cm

Hypsipetes amaurotis

 

 ツバメ

17cm

Hirundo rustica

 

 カワウ

82cm

Phalacrocorax carbo

 

カワラヒワ

14〜16cm

Chloris sinica

 

コサギ

61cm

Egretta garzetta

 

ジョウビタキ

14cm

Phoenicurus auroreus

 

シジュウカラ

14.5cm

Parus minor

 

 ドバト

33cm

Columba livia

 

 タヒバリ

16cm

Anthus rubescens 

 

 ハクセキレイ

21cm

Motacilla alba

 

 スズメ

14.5cm

Passer montanus

 

 メジロ

12cm

Zosterops japonicus



 

2022/nov/20

足柄上郡

タヒバリ

 Anthus rubescens

スズメ目 Passeriformes

セキレイ科   Motacillidae

タヒバリ属  Anthus

今季の初見のタヒバリ。

「お帰りなさいませ❗️」

全長16cm(スズメよりやや大きい)

こんな小さい体で

毎年シベリアから渡ってくるタヒバリ。

地味な鳥でありながら、

一所懸命生きている姿が

輝きに満ちている。。。

 


 

2022/nov/16

足柄上郡

ホソヒラタアブ  (虫)

 Episyrphus balteatus

 

ヒイラギ (花)

 Osmanthus heterophyllus 

白い花の先は四つに裂けて反り返る

直径5mmほど小さく

葉の付け根に集まって咲く。 


 

2022/nov/14

足柄上郡

マユミ

 Euonymus sieboldianus